出版社から翻訳依頼を受けた書籍の翻訳者を選出するために、出版翻訳オーディションを開催します。
翻訳出版を予定している原書の一部(1000words程度)を課題文として出題します。
会員専用の【マイページ】に掲載された課題文(メールでも同時配信)を翻訳し、同ページから訳文を登録すれば応募完了!
オーディションへご応募いただくには、トランネット会員登録(新規会員登録はこちら) が必要です。
第683回
出題日 | 2024/03/12 |
---|---|
締切日 | 2024/03/26 |
原題 | Cultures of Growth: How the New Science of Mindset Can Transform Individuals, Teams, and Organizations |
原書言語 | 英語 |
訳書言語 | 日本語 |
原著者 | Mary C. Murphy Ph.D. |
ジャンル | ビジネス・経済 |
ジャンル詳細 | 企業・経営・マーケティング・広告・インターネットビジネス・ビジネス自己啓発 |
ジャンルその他 | ポジティブ心理学 |
原書出版社 | Simon & Schuster |
出版形態 | 紙書籍/電子書籍 |
募集内容 | 上訳1名 |
内容 | 『マインドセット』(今西康子訳、草思社、2016)の著者、キャロル・S・ドゥエック(Carol S. Dweck, Ph.D.)の愛弟子による組織のマインドセットに関する本。ドゥエックが序文を寄せている。 個人を成長させ、失敗にもめげずにモチベーションを保つ「しなやかマインドセット(growth mindset)」の発見は、心理学者ドゥエックの大きな功績である。しかし、マインドセットは「組織」にもあるのではないか――。新任教授としてスタンフォード大にやってきたドゥエックに、著者がこの素朴な疑問をぶつけたことをきっかけとしてはじまった、10年以上におよぶ共同研究の集大成。 著者は、組織のカルチャー(文化)には大きく分けて「Cultures of Genius」(個人や組織の優秀さを示すことを重視する)と「Cultures of Growth」(個人や組織が成長することを重視する)があるという。具体的には、「Cultures of Genius」は、互いに失敗を許さず、ライバルを出し抜いて優秀さを示すことや、ライバルにつけ込まれないよう弱みを見せないことが重視される。「Cultures of Growth」では、どのような困難を乗り切ってきたか、組織が置かれている状況を乗り切るためにどのような貢献が出来るか、情報を共有し、互いに失敗から学び合うことが重視される。 著者の研究の結果、「Cultures of Growth」がある組織やチームは、より深い学びを促し、コラボレーションに火をつけ、イノベーションに拍車をかけ、リスクを取って包括的に行動するために必要な信頼を築くことが明らかになった。また、不正や手抜き、互いのアイデアを盗み合うことも少ない。そして、最高の成果を達成する可能性も高くなる。 フォーチュン500企業、新興企業、学校との仕事から得た説得力のある事例をもとに、著者は、組織のマインドセットが個人、チーム、そして組織全体の成功の鍵であることを示し、どのような役割であっても「Cultures of Growth」を創造し、維持する方法を伝授する。 個人でも集団でも、誰もが成長し、潜在能力を発揮できるような環境をつくる。成功は選ばれた一部の人のものだと思われがちなこの世界で、本書は、あらゆるレベルで学習、成長、成功を促す組織をつくるための取り組み方を明らかにする。 (※課題文翻訳の際、内容説明の中で使われている語や文を訳文に反映する必要はありません) |
分量 | 原書352 ページ/日本語仕上がり約770枚(1枚=400字)を1名で翻訳。 |
翻訳時期 | 2024年4月上旬~中旬翻訳開始予定。2024年9月下旬翻訳終了予定。 |
訳者名表示 | あり |
支払形態 | 買切り(特別永久会員の方には、紙書籍の重版後、追加報酬をお支払いします)。翻訳料金は、【マイページ】内、オーディション課題詳細ページの「注意事項」欄に表示します。 |
入賞者 | やえの |
---|
こちらでは課題概要と課題文の一部を掲載しています。 全文はマイページへログインの上、ご確認ください。