出版社から翻訳依頼を受けた書籍の翻訳者を選出するために、出版翻訳オーディションを開催します。
翻訳出版を予定している原書の一部(1000words程度)を課題文として出題します。
会員専用の【マイページ】に掲載された課題文(メールでも同時配信)を翻訳し、同ページから訳文を登録すれば応募完了!
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第655回
出題日 | 2021/10/15 |
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締切日 | 2021/10/25 |
原題 | Taste: A Philosophy of Food |
原書言語 | 英語 |
訳書言語 | 日本語 |
原著者 | Sarah E. Worth |
訳書名 | 食の哲学 |
ジャンル | 文化・生活・美容 |
ジャンル詳細 | 料理・お酒・お菓子・グルメ・食品 |
ジャンルその他 | 思想哲学 |
原書出版社 | Reaktion Books |
出版形態 | 紙書籍(電子版発行の予定なし) |
募集内容 | 上訳1名 |
内容 | 私たちは、日々生きるために食べている。そして少しでもおいしい食事をとるため、材料を選び調理している。本書では、こうした日々の営みを、アリストテレス、カント、デカルト、ヒュームといった哲学家・思想家たちの概念を通して論じる。 日常生活では重要な「味覚」を、西洋哲学は低級な感覚と認識し、注意を払ってこなかった。しかし、哲学者の著者はこの考えを覆そうとしている。食は人間の基礎的な部分の一つであり、食には多くの側面がある。そして、私たちが自らの存在について考える際、「食」が与える影響は小さくないのだ。 さらに、食品の生産地や添加物、賞味期限などにも見られる偽装(fraud)と真正性(authenticity)は、美術の世界の問題でもあると指摘する。そして、フードポルノ(料理や食事風景を魅力的に撮影し、見る人の食欲をかき立てる写真や動画)の影響や、個人のレシピの著作権はどの程度守られるべきかという難しい問題にも触れる。 (※課題文翻訳の際、内容説明の中で使われている語や文を訳文に反映する必要はありません) |
分量 | 原書約220ページ(巻末のBibliography、Acknowledgements、Indexの翻訳は不要)/日本語仕上がり約500枚(1枚=400字)を1名で翻訳。 |
翻訳時期 | 2021年11月上旬翻訳開始。2022年1月下旬翻訳終了予定。 |
訳者名表示 | あり |
支払形態 | 買切り(特別永久会員の方には、紙書籍の重版後印税をお支払いします)。翻訳料金は、【マイページ】内、オーディション課題詳細ページの「注意事項」欄に表示します。 |
入賞者 | nasa |
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