出版社から翻訳依頼を受けた書籍の翻訳者を選出するために、出版翻訳オーディションを開催します。
翻訳出版を予定している原書の一部(1000words程度)を課題文として出題します。
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第644回
出題日 | 2021/02/09 |
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締切日 | 2021/02/18 |
原題 | Eager: The Surprising, Secret Life of Beavers and Why They Matter |
原書言語 | 英語 |
訳書言語 | 日本語 |
原著者 | Ben Goldfarb |
訳書名 | ビーバー 世界を救う可愛すぎる生物 |
ジャンル | 自然科学・技術工学・建築 |
ジャンル詳細 | 数学・物理学・化学・宇宙科学・天文学・地球科学・地学・気象学・生物学・植物学・動物学・カオス理論・フラクタル・複雑系・その他自然科学 |
ジャンルその他 | 環境 |
原書出版社 | Chelsea Green Publishing |
出版形態 | 紙書籍/電子書籍 |
募集内容 | 上訳1名 |
内容 | かつて北米大陸に1500万匹から2億5000万匹も生息していたと言われるアメリカンビーバーは、19世紀に毛皮を目的に乱獲されたため、著しく数が減少した。1920年代から1930年代にかけてやや回復したものの、元の数には遠く及ばない。本来の生息地にビーバーを戻そうという動きもあるが、天敵の存在や、家畜産業や漁業からの反発など、障壁が多い。 ともすると害獣と目されがちなビーバーだが、著者は、実はビーバーこそが北米大陸やヨーロッパの地理の形成に貢献し、水路をめぐる生態系や生物多様性を守ってきたのだと語る。そして、実際にはビーバーが生態系に存在しているほうが他の生物にも良い影響があるのだと論じ、ビーバーを自然環境に戻すことで、大規模なダムを造るまでもなく効果的に集水、貯水が行えると主張する。 本書は、ビーバーという単一の種が、土地や景観の形成に果たしてきた役割を歴史的に辿ることで、人間がビーバーに限らず他の生物たちと共生関係にあることを思い起こさせてくれる。また、まずは他の生物との平和的な共存を目指すことが重要であるが、さらに一歩進んで、いかに互いに利益をもたらしながら共に生きられるかを考えていかねばなるまいと呼びかける。 (※課題文翻訳の際、内容説明の中で使われている語や文を訳文に反映する必要はありません) |
分量 | 原書約270ページ/日本語仕上がり約685枚(1枚=400字)を1名で翻訳。 |
翻訳時期 | 2021年3月上旬翻訳開始。2021年7月下旬翻訳終了予定。 |
訳者名表示 | あり |
支払形態 | 買切り。翻訳料金は、出版社へ翻訳者として推薦する「翻訳者候補」に選出された方へ、出版社へご紹介する前に通知します。 |
入賞者 | ram |
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