出版社から翻訳依頼を受けた書籍の翻訳者を選出するために、出版翻訳オーディションを開催します。
翻訳出版を予定している原書の一部(1000words程度)を課題文として出題します。
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第428回
出題日 | 2010/10/25 |
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締切日 | 2010/11/01 |
原題 | “Vexing the Viscount” |
原書言語 | 英語 |
訳書言語 | 日本語 |
原著者 | by Emily Bryan |
訳書名 | 令嬢は密かに好奇心を満たす |
ジャンル | 文学・美術・工芸・映画・音楽 |
ジャンル詳細 | |
原書出版社 | Leisure Books |
募集内容 | 上訳 |
内容 | 1730年のLondon。Daisyは早くに両親を亡くし、叔父Gabrielに育てられた。21歳となった今は、よき相談相手である大叔母Isabella宅に滞在し、楽しい毎日を送っている。裕福なDrake家の娘として持参金目当てに言い寄る男は大勢いたが、快活で冒険好きなDaisyは、妥協で結婚するつもりはなかった。 ある日、Daisyは偶然、博物館で10年ぶりに幼なじみのLucianに会う。Daisyが唯一、秘かに想い続けていた相手だった。LucianはSociety of Antiquaries主催の講演会で、古代ローマ時代の銀貨を発掘するための資金提供者を探していたが、1720年の南海泡沫事件で父親が財産を失ったことを引き合いにだされ、相手にされない。講演の後、Daisyは資金提供を申し出るが、Lucianは10年前の両家の因縁を理由に断る。10年前、苦境に立たされたMontford伯爵はGabrielに投資を依頼するが一蹴され、その直後に事件が起こって財産を失ったのだ。以来、GabrielだけでなくDrake家の全員をひどく恨むようになり、DaisyとLucianも会えなくなっていた。 Lucianとのいきさつを聞いたIsabellaは、Daisyに、純潔は守るという前提で、その夜自宅で催す仮面舞踏会で高級情婦に扮し、Lucianを誘惑するように提案する。高級情婦Blancheと名乗って舞踏会に出たDaisyは、その美しさでLucianを虜にし、発掘作業への資金提供も承諾させる。 こうしてBlancheとしてのDaisyとLucianは、協力してローマ銀貨の発掘を始めるのだが……。 (※説明中のキーワードは、実際の翻訳に役立てる必要はございません。) |
分量 | 原書(本文)301ページ/日本語仕上がり約700枚(1枚=400字)を1名で翻訳 |
翻訳時期 | ~2011年2月下旬 |
訳者名表示 | 訳者表示あり |
支払形態 | 買切り。出版社へ翻訳者として推薦する「翻訳者候補」に選出された方へ、出版社へご紹介する前に通知します。 |
入賞者 | りんちゃん |
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