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第203回
出題日 | 2004/09/13 |
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締切日 | 2004/09/21 |
原題 | The Pagan Christ |
原書言語 | 英語 |
訳書言語 | 日本語 |
原著者 | Tom Harpur |
訳書名 | キリスト神話 偶像(アイドル)はいかにして作られたか |
ジャンル | 人文科学・政治・法律・社会・時事 |
ジャンル詳細 | |
原書出版社 | Thomas Allen Publishers |
募集内容 | 下訳 |
内容 | 虔なキリスト教徒が信じてきたイエスの物語は、古代オリエントの神話や伝説の模倣、集大成にすぎない、と著者は言う。「イエスは処女から生まれ、水の上を歩き、病気を癒し、世界中の罪を背負って死に、そして復活した」という物語には、オリジナルがあったのだ。例えば、イエスの誕生祭クリスマスは、古代ペルシャ・ゾロアスター教の太陽信仰に起源があり、復活祭は、溯れば古代エジプトの英雄神ホルスの復活神話に影響されている。3世紀からの約100年間、原始教会は、聖書の記述のもととなった土着の宗教の証拠を徹底的に破壊、弾圧した。しかし、近代になり、オリエント緒文明の象形文字が解読され、古代神話がふたたび日の目をみるようになると、キリスト教の起源についての議論が交わされるようになる。著者が本書で明らかにするのは、「聖書の物語のモチーフとなった、古代神話のメタファーを読み取り、これまで議論になってきたキリスト教の“本質”を一般に伝えること」にある。古代から伝えられる神話や伝説の物語を使って聖書が語り伝えようとした本質とはどのようなことなのか。また、教会はなぜ、聖書の物語をありのままに盲信する保守主義に陥ってしまったのか。歴史学や比較宗教学、神話学といった複数の研究成果をおりまぜたジャーナリスティックなアプローチで、聖書に秘められた古代のメッセージを読み解いていく。 |
分量 | 日本語仕上がり約700枚(1枚=400字)を1名で翻訳。 |
翻訳時期 | ~2004年12月下旬 |
訳者名表示 | 監訳者あり、訳者表示については交渉中 |
支払形態 | 買切り |
入賞者 | kafka |
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