原題 | The Power of Others: Peer Pressure, Groupthink, and How the People Around Us Shape Everything We Do |
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著者 | Michael Bond |
分野 | 自己啓発/社会心理学 |
出版社 | Oneworld Publications |
出版日 | 2014/5/1 |
ISBN | 978-1780743448 |
本文 | ティーンエイジャーの“仲良し”グループやジハード集団、陸軍部隊や極地探検隊、フーリガンなどの結束の固さは「特別」だと思うかもしれないが、特定のグループに属している自覚がなくても、私たちはみな、日々周囲の「団結力」や「推進力」に影響を受けて行動を決定している。生まれながらにもつ「社会性」に「思考」や「行動」を支配されているのだ。 社会性による思考や行動の支配は、プロジェクトを成功に導くといったプラスの方向に働くこともあれば、人々を残虐行為に駆り立てるなどのマイナス方向に働くこともある。マイナス方向へ引っ張られ、「支配されているのでは」と感じたとしても、仲間に恩があるために抵抗できないこともある。これが「他者の力」だ。 サイエンス・ライターである著者は、本書で、飛躍的に進歩した最新の社会心理学に進化論や行動科学も交えながら、「集団思考から身を守る術」や「チームワークを円滑にする術」、「孤独な瞬間を乗り切る術」などを紹介。他者の力をマイナスではなくプラスに生かす方法を解説する。 |