原題 | Moose on the Table: A Novel Approach to Communications @ Work |
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著者 | Jim Clemmer |
ページ数 | 192ページ |
分野 | ビジネス |
出版社 | Ecw Press |
出版日 | 2008/3/1 |
ISBN | 978-0978222178 |
本文 | あなたの職場では、コミュニケーションやマネジメントがうまくできているだろうか? 上司や同僚、チーム内で、有益な話し合いの機会は設けられているだろうか? 意見や不満を言わずにそのままにしておくと、あなたのオフィスはたちまち「ムース」に占拠されてしまう! かつてはスポーツマンでマイホームパパ、そのうえ会社のスターだったピート。だが今は、その面影を失ってしまっている。結婚生活は苦労が絶えず、子供たちは危なっかしい。会社では、独裁者のような上司のダグの批判の的で、同僚からの信頼も失われつつあった。さらに、会社の経営も急激に厳しくなり、自分の身も危うく感じ始めていた矢先、ピートはしぶしぶあるセミナーに参加し、ジェイソンというコンサルタントと出会う。ジェイソンはコミュニケーションやマネジメントのエキスパートで、どんな会社でも起こりうる「社内問題の看過」という問題を「机の上のムース」と表現し、このムースを放置して増殖させることの危険性を説く。その少し前から不思議な幻覚を見るようになっていたピートは、あるときアルフレッドと名乗る男から、そのムースが本当に見えるメガネをもらう。半信半疑だったが、ジェイソンがセミナーで説明していた「ムース」と合致していたこともあり、ピートはオフィスに野放しになった問題(ムース)に立ち向かうことを決意する。 |