原題 | Modern Japanese Cuisine: Food, Power and National Identity |
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著者 | Katarzyna J. Cwiertka |
分野 | 日本/食/歴史 |
出版社 | Reaktion Books |
出版日 | 2007年3月1日 |
ISBN | 978-1861892980 |
本文 | 近年、欧米における日本料理の人気は計り知れないほど高まっており、欧米の食習慣が多様化する一因ともなっている。しかし日本料理そのものも、この100年ほどで著しく進化した。 本書では、19世紀の終わりから現代にいたるまでの日本料理の変容と発展を調査しながら、今ある日本料理のルーツを探る。著者は日本料理と日本近代史の研究者。10年以上をかけて調査した成果をまとめた本書は、文化、技術、経済、政治、歴史というさまざまな視点から日本の食文化を捉えており、日本文化、人類学、歴史を研究する学者のみならず、一般読者にとっても非常に興味深い。また、教科書では見られないような日本の食文化の歴史を伝える貴重な写真や資料の数々は新鮮だ。 |