原題 | How America Eats: A Social History of U.S. Food and Culture |
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著者 | Jennifer Jensen Wallach |
分野 | 歴史/社会科学/食文化史 |
出版社 | Rowman & Littlefield |
出版日 | 2012/11/21 |
ISBN | 978-1442208742 |
本文 | 食事は、単に空腹を満たすための生理的行為ではない。何をどう食べるかは、国や地域、人種、信仰、性別、階級、思想など、その時々のさまざまな社会的要因を反映している。幼い子どもが食べていいもの・いけないものを教わることで自分が属する社会のルールを学ぶように、食習慣はアイデンティティの形成に深く関与し、その社会の歴史や価値観を理解するための重要なツールとなり得る。異文化の影響と伝統の継承や反発を経て、各時代のアメリカ人は何を食べ、何を求めてきたのか。植民時代から現代に至るアメリカ食文化の変遷を、過去の貴重な研究や史料に基づいて検証しつつ、アメリカ人とは何者かを考える。 |