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原題 Learning to Change the World: The Social Impact of One Laptop Per Child
著者 Walter Bender, Charles Kane, Jody Cornish, Neal Donahue
分野 ビジネス/経済
出版社 Palgrave Macmillan
出版日 2012/12/11
ISBN 978-0230337312
本文 著者らは、学校教育の改革を目指し、子どもたちが自分の力で考え、調べ、他の人とコラボレートでき、知識を組み立てられる力を付けるツールとして、ラップトップのソフトウェアとコンテンツを開発。新興市場の子ども1人に1台ラップトップを届けるという、壮大なプロジェクト「OLPC」を誕生させた。

本書は、ラップトップの製造から、流通、販売に至るまでを低コストに抑え、数々の苦難を乗り越えてプロジェクトを成功させ、現在も活動を続ける人々の熱き活動の記録である。

OLPCは、6年以上に及ぶ活動の結果、40カ国以上と取引契約を交わし、約250万台のラップトップをアフリカ、アジア、ラテンアメリカ、その他地域の小学校の子どもたちに届けた。子ども用に特別に設計された彼らのラップトップは、低いコストと低い電力でインターネットに接続でき、世界の最も貧しい子どもたちがより良い教育体験を得ることを可能にしている。

彼らの成功と失敗の道のりは、感動的な物語でもあり、教育、社会貢献活動、起業家を目指す人にとっては必読の書となるだろう。