原題 | Great Expectations: The Sons and Daughters of Charles Dickens |
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著者 | Robert Gottlieb |
分野 | 歴史/文学 |
出版社 | Farrar Straus & Giroux |
出版日 | 2012/11/27(予定) |
ISBN | 978-0374298807 |
本文 | リトル・ネルからオリバー・ツイスト、そしてデイヴィッド・コパフィールド……、チャールズ・ディケンズは読者に強い印象を残す子供たちを描いてきた。ディケンズは実生活では10人の子供(11人の可能性も)をもうけているが、彼の作品には彼らが色濃く反映されているといわれる。 ディケンズの子供たちは父の死後どういう人生を送ったのか、著者は彼らの足跡を丹念に追う。例えば、娘のケイトはその後著名なアーティストとなり、息子のフランクはカナダ山岳警察に勤務した後、アメリカのイリノイ州で一生を終えている。 ヴィクトリア朝時代に生きたディケンズの子供たちを描き出すことで、著者は、父親として男としてのディケンズの実像にせまっている。 |