原題 | 20 Grandes Fraudes de la Historia |
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著者 | Santiago Camacho |
分野 | ノンフィクション/事件・犯罪 |
出版社 | Edaf(スペイン) |
出版日 | 2008/11/14 |
ISBN | 978-8441420564 |
本文 | 世界の名だたる博物館にその作品を観ることのできる希代の贋作師、死ぬまで他人を演じ続けた男、未だに事実だと信じられているいかさま話。きな臭い話、胡散臭い話となれば古今東西の超常現象から政府の陰謀説まで何でもござれの著者が、歴史に残る大ペテン20選を紹介してくれる。 例えば、1938年に米国で、ラジオドラマ『火星人襲来』のリスナーがこれを事実と信じたことで民衆がパニックに陥る事件があった。本書ではその10年以上前の1926年、イギリスで同様の事件が起きたときの様子を解説している(第2章「BBCパニック」)。また、90年代半ばのヨハネ・パウロⅡ世時代のスキャンダルについても、1章を割いてその裏側を詳しく取り上げている。(第6章「バチカンの醜聞」) 他人を貶めるため、プライドを守るため、芸術を極めようとしたがため、権力を手に入れるため、人々は騙し合い、時に一国の運命さえ変えてきた。このような人類の歴史のダークサイドを、テレビ番組で視聴者にさまざまな事件の謎を語り続けている著者が、緻密に、そして緊張と興奮を交えながら披露してくれる。 |