原題 | Eyewitness: The rise and fall of Dorling Kindersley |
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著者 | Christopher Davis |
ページ数 | 312ページ |
分野 | ビジネス |
出版社 | Harriman House Publishing |
出版日 | 2009/6/30 |
ISBN | 978-1906659196 |
本文 | 本書は、今から25年前、たった数人のメンバーで出版社を立ち上げ、株式上場を果たし、大出版社にまで成長させた、創立者の1人による回想録だ。この英国の出版社の名前はドーリング&キンダズレイ(通称DK)。同社の出版物は日本語版も多く刊行されているので、書店で見かけたことのある方も多いはずである。 著者のクリストファー・デイビスは、小さなスタジオでいかに最初のタイトルを生み出し、いかに売り込みに成功したか、また、ときとしていかに失敗したかを、当時関わった人物を実名で登場させながら、軽妙でユーモラスに物語っている。さながら『ブリジットジョーンズの日記』の主人公が勤めるオフィスのようだ。 ピーク時にはマイクロソフトと提携し、マルチメディアソフトなど多メディア展開をはかり、年商2億ポンド、社員1500人を抱えるまでに成長した一出版社の成功と失敗を学びながら、英国の出版事情やオフィスカルチャーも楽しめる一冊。 |