原題 | The Photographer's Eye: Composition and Design for Better Digital Photos |
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著者 | Michael Freeman |
分野 | 写真 |
出版社 | Focal Press |
出版日 | 2007/6/6 |
ISBN | 978-0240809342 |
本文 | 写真で一番重要なことは“デザイン”である。写真の題材を見つけ、それを絵の要素として効果的に組み立てていく。つまり、人を惹きつける構図が写真を撮る大きなポイントだ。写真とは、現実のシーンや出来事の一場面を、そのデザインを考えながら選ぶことであり、それが写真を撮る側の物の見方である。 最近ではデジタルカメラの登場によって、デザインの新たな一面---すぐに画像を確認できたり、デザインの編集ができたりすること---がもたらされ、写真の可能性が広がった。本書では、構図、バランス、コントラストや色彩について、実際の写真を使って具体的な例をあげ、図形で説明しているため、それぞれのポイントがどのように写真の出来栄えに繋がっているのかがとてもわかりやすい。 本書は16の言語に翻訳され、世界中で30万部以上が読まれているベストセラーだ。写真の構図やデザインだけでなく、デジタルカメラで撮影した写真の編集についても書かれていて、写真の初心者にとっても、経験者にとっても、良い教本となる。 |