原題 | 50 Jobs in 50 States: One Man’s Journey of Discovery across America |
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著者 | Daniel Seddiqui |
分野 | ビジネス/自己啓発/旅行/文化 |
出版社 | Berrett-Koehler Publishers, Inc. |
出版日 | 2011/03/07 |
ISBN | 978-1605098258 |
本文 | 多くの大卒者の例にもれず、なかなか就職できずにいた著者は、40社以上に採用を断られながらも、絶対に仕事はあるはずだと確信していた。そして、驚くべき冒険の旅に出る。50週間で50州を回り、50の職種を経験する旅だ。仕事は何でもいいというわけではなく、その州の文化と経済を反映する職種を選ぶ。 ウィスコンシン州ではチーズ製造に携わり、アリゾナ州では国境監視員になり、アラバマ州ではフットボールのコーチを務める。さまざまな人々、異なる文化や環境に著者が適応していく様は非常に興味深い。どんな仕事が待ち受け、ねぐらはどこか、どんなものを食べることになるのか、そして、どんなふうに受け入れられるのか、皆目わからない旅なのだ。これがテレビでも話題になり、天気予報士としてテレビにも登場した。 ウエストヴァージニアでは、地下6.5キロにある炭鉱で働く不安を乗り越え、フロリダのアミューズメント・パークでは、185センチ以上もある竹馬に乗って(エジプトのファラオの衣装を着て)パレードする技を習得し、インディアナ州のレース場では、ピット・クルーとして時間と戦った。 旅を終え、著者は変わった。この体験記は、彼が出会った人々の物語でもある。この旅で学んだこと、そして、旅を続ける支えになった5つの理念についても語られる。 |