原題 | The Watchman’s Rattle: Thinking Our Way Out of Extinction |
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著者 | Rebecca Costa |
ページ数 | 384ページ |
分野 | 科学/進化/認知心理学 |
出版社 | Vanguard |
出版日 | 2010/10/12 |
ISBN | 978-1593156053 |
本文 | 古くはマヤ文明からローマ帝国の興亡、今もテロリズムや環境問題といった形で文明滅亡の兆候が現れている。世界規模の不況、地球温暖化、水と食料の問題、貧困---これらの問題は何年も前から取りざたされてきたにも関わらず、一向に解決する気配がない。現代の先進技術と膨大な情報をもってしても解決できないのはなぜなのか? その答えは生物学的な進化という問題にあると考えられる。生き物である以上、人間は進化という制約から逃れられない。技術や社会の発展スピードと、その複雑さに人間の脳がついていけないために、文明は滅びるのではないだろうか? これまでの考え方では、問題を先送りするだけで解決はできないのだ。 では、どうやって解決したらいいか?---そのカギは直感力が握っている。直感力を使えば、どんな困難な問題も解決できるだろう。本書では、右脳と左脳を超える直感力の偉大な力を解説しつつ、グローバルな問題にどう対処したらいいか、何に注意すべきかを余すところなく説明する。 アメリカでは初版6万部の作品。 |