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原題 Leadership is Dead: How Influence is Reviving It
著者 Jeremie Kubicek
ページ数 240ページ
分野 ビジネス/リーダーシップ
出版社 Howard Books
出版日 2011/5/3
ISBN 978-1451612141
本文 本書では、従来のトップダウンのリーダーシップ・スタイルの終焉を宣言し、著者自身の強烈な体験からヒントを得た、新たなリーダーシップ・スタイルを紹介している。

「影響力を持つことは誰にでもできる。そして、影響力さえあれば何でも可能になる」著者はそう主張する。影響力は新しいリーダーシップ・スタイルにとってもっとも大切なものだ。しかし現実には、自分の考え、地位、評判を守りたいという自己保存の本能のために、影響力を発揮できる人は少ない。

保守的な考え方をして危険を冒さず、人との付き合いもほどほどにして自己保身の壁を作れば、影響力を発揮することができなくなる。では、この壁を打ち破り、新しいリーダーシップ・スタイルを発揮するにはどうしたらよいか?

その答えは、他人のために自分を犠牲にする覚悟をして、自己保身の壁を打ち破ることだと著者は主張する。影響力は、人に対して強く出ることで生み出されるのではない。自己犠牲の精神をもって、他人の信頼を得てより良い人間関係を築くことでこそ、より強い影響力を身につけることができ、それにより、より良いリーダーシップが発揮できるのだ。