原題 | Patriarchy Stress Disorder |
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著者 | Valerie Rein PhD |
ページ数 | 276 |
分野 | 心理学/自己啓発 |
出版社 | Lioncrest Publishing |
出版日 | 2019/11/22 |
ISBN | 978-1544505770 |
本文 | 世間的に見てあらゆる成功を手に入れているにもかかわらず、高い成果を上げている女性はひそかに満たされない思いを抱えている場合が多い。傍から見れば完璧に見える人生に囚われているように感じ、内面では不足を感じ、もっと何かあるはずだという強迫観念に苦しんでいる。すばらしい人生を送っているはずなのに、幽閉されているように感じてしまう自分自身に対して罪悪感を持ち、嫌気がさしてしまう。そして、その痛みを否定したり、過剰な仕事量や過食、飲みすぎ、買い物中毒、ソーシャルメディア依存、過剰なエクササイズで麻痺させようとしたりしてしまう。あるいは本や瞑想、ヨガ、セラピー、薬、ワークショップの中に解決策を見出だそうとする。しかし、それでもまだ何かが足りないと感じてしまうのだ。 彼女たちは自問する:私自身に何か問題があるの? 著者は、「高い成果を上げ、いわゆる成功を収めている」女性数百人と向き合う中であることに気づく。それは、彼女たちの抱える問題が個人的なものだけでなく、数千年にわたる家父長制社会で女性が経験してきた祖先および集団のトラウマに根ざしているということだ。 著者は「パトリアーキー・ストレス障害」において、このトラウマがいかにして目に見えない内なる牢獄を作り出し、女性たちが自身の真の存在、際限のない喜び、驚異的な成功、自由、そして充実した人生へと踏み出すことを妨げてしまうかを解説する。 本書を読めば以下のようなことがわかる: -成功を収めながらも不満を感じるのはなぜか?そして、それがあなたのせいではないのはなぜか? -あなたの時間とエネルギーの90パーセントをひそかに消耗させているものの正体と失われた90パーセントを取り戻す方法。 -あなたがやっている「どれだけ耐えられるか」というゲームを「どれだけ良いものにできるか」というゲームにアップグレードする方法。 また、おすすめのジャーナリングテーマやエクササイズについてまとめたコラムも随所に設けられている他、著者自身やクライエントとのエピソードも豊富に散りばめられており、読者が内容のイメージを持ちやすいよう工夫されている。 |