ブックレビュー
| 原題 | The 12-Hour Walk |
|---|---|
| 著者 | Colin O'Brady |
| ページ数 | 256 |
| 分野 | 自己啓発、ビジネス自己啓発 |
| 出版社 | Scribner |
| 出版日 | 2022/08/02 |
| ISBN | 978-1982133160 |
| 本文 | 誰もが、より充実した人生を送ることを夢見ているはずだ。しかし、多くの人々は心地よい独りよがりに甘んじ、言い訳や否定的な考えに囚われてしまっている。十分な時間がない...十分なお金がない...失敗が恐い...足りないものばかりをあげつらえて、行動の自由を妨げるような思い込みに囚われたままになっているのだ。 そこで、本書『The 12-Hour Walk』の出番だ。12時間のウォーキングからひらめいて、行き詰まった感覚を解消し、潜在能力を最大限に発揮する。持久力を備えたアスリートであり、起業家でもある著者は、南極大陸やドレーク海峡などの極地、エベレスト山の頂上とK2（カラコルム山系）の頂上など危険な冒険をしながら、世界記録を10回樹立した探検家として、人生の教訓を本書に集約している。本書の躍動感あふれる語り口と、するどい洞察力によって、読めば人生ががらりと変わる道筋がみえてくるに違いない。 本書の内容を手本にし、自分自身のために丸一日確保してもらいたい。何のために？それは、自分の心をうまくコントロールして、自分にとって最高の自分になるためだ。ウォーキングは、一人で行い、携帯電話は切ったままにして、内なる声に耳を傾ける。そして、心に刻み込まれた行動の自由を妨げるような思い込みを改める。すると、心にブレーキをかけている思考様式が解き放たれて、「みごとなマインドセット」を育む方法を得ることができる。人生には無限の可能性があることをはっきり自覚できる方法として、著者が本書で丁寧に解説する。 １２時間ウォーキングを通して自分自身の声に真正面から向き合い、思い込みを打ち消すことで、自分自身の運命の主人公になれる。 |
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