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原題 MAKE IT HAPPEN
著者 Amika George
ページ数 231
分野 自己啓発/社会
出版社 Harper Collins
出版日 2021/01/21
ISBN 978-0008377601
本文 「私たちの社会では、具体的に世間のものごとについて決定権のある人たちは、白人男性という同質的な少数のエリートに限られている。だからこそ、今こそ私たちは立ち上がらなくてはならない。」

ただの学生であって、なんの権威ある立場にいなかった彼女が、いかにして#FreePeriods活動を世間に知らしめ、世の中に実際的な影響を与えたのか。自身の経験をもとに、アクティビスト活動のイロハを解説する。

「どんな人でもアクティビストになれる」と彼女は語る。自分にとって、本当に本当に切に変化の必要性を感じるような事があるのならば、とりあえず小さくても良いから始めてみることだ。小さな一歩でも、始めてみないとわからないことが、世の中にはたくさんある。

仲間を集めることができたら、活動はもっと効果的になる。今まで一人ではできなかった事が次々と出来るようになるし、一人では話しに行けなかった人とも話せるような機会をもらえる。このように、活動の拡大のためにわかりやすいステップが設けられている一方、「自分の本来の生活についても見失わないように。」という気配りも忘れない。
SNSでバズらせることによる効果から、その代償としてのSNS上での誹謗中傷に対する対策・インターネット上でのブランディングについてなど、現代風のアクティビスト活動についてが具体的に記載された実務的な一冊。