原題 | Wiser |
---|---|
著者 | Dilip Jeste MD, Scott LaFee |
ページ数 | 344 |
分野 | 科学・ビジネス・自己啓発・心理学 |
出版社 | Sounds True |
出版日 | 2020/11/03 |
ISBN | 978-1683644637 |
本文 | 本書では、心理科学フィールドのパイオニアが読むものを神経生物学と心理学の世界の冒険へと連れ出してくれる。 科学がどのようにあなた自身と人生をより良いものへと変えることができるかを説く一冊。人生のどのライフステージにいる読者にとっても重要なヒントを与えてくれる。 「賢さ」は正確には何を意味しているのだろうか? 知恵はいつでも育むことができるし、その成長を早めることでさえ可能だ。 著者、ディリップ・ジェステは20年間以上にわたり生物学的、認知的な知恵のルーツを探求してきた。知恵というものは、じつに深く多くの層(特色)を備えたものであることがわかった。彼は多くの文化で「賢い人々」に出会ってきたことを本書に述べている。 著者は「現代社会に蔓延し、ますます増加傾向にある自殺、オピオイド(合成麻酔薬)の濫用、孤独、ネット依存症は人々の健康蝕み、社会の組織を崩壊してしまいますーこの本は、知恵を増やすことで、人はどのように人生を良い方向へコントロールできるかを示しています。」と語る。 賢い(知恵をたたえた)人々とは、どの文化どの時代においても一様にして、共感力があり感情豊かなー自身に与えられた「贈り物」に気づくことができ、他者に心を開き、毅然とした態度で、不確かな物事も静かに受け入れることができるーそんな人である。そして経験から学ぶ姿勢をもち、他者のために決断することができる。冒険心やユーモアも備えている。本書では、そんな普遍的なヒューマンスキルに長けた人々こそが「賢い人」であると説く。 家庭内で、職場やコミュニティで「賢い人」でありたいと思うのであれば、ぜひ本書を手に取ってスタート地点にしてほしい。本書には、我々のヒューマンスキルを高めて人生を歩んでいくために必要な小さなヒントが散りばめられている。 読者は本書で学ぶのは、知恵や思いやりを科学的に学び、具体的に分析することで(本文には自己分析チェックリスト「SD-Wise」もある)自分自身、ひいては社会を高めていく方法である。 |