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原題 The Poltergeist Phenomenon: An In-Depth Investigation Into Floating Bed, Smashing Glass, and Other Unexplained Disturbances
著者 Michael Clarkson
ページ数 288ページ
分野 オカルト/超常現象
出版社 New Page Books
出版日 2011/1/20
ISBN 978-1601631473
本文 目に見えない力によって大きな家具が宙に浮かんだり大きな音が発生したりする怪奇現象として知られる、ポルターガイスト。古くは紀元前の目撃記録が残っているが、いまだにその科学的根拠や実態の解明には至っていない。

しかし、世界各国(日本も含む)での報告例は後を絶たず、目撃証言は数えきれない。数多い報告例の中には、もちろんでっち上げや面白半分のトリックによるものも存在するが、追跡調査の価値が十分にあるケースも少なくない。

長年、新聞記者として社会を見つめ、取材で得た証拠や根拠に基づいた責任ある報道を担ってきた著者が、無視することができなかったというポルターガイスト現象の存在。警察官や教師による詳細な目撃証言が具体的であればある程、読者は新たな疑問と葛藤に駆られる。

20年間にわたる総力取材と客観性に満ちた構成で世に問いかける、まさに社会派の一冊。

まさかありえない、でもすべてが作り話とは言い切れない。自分の目で見たもの以外は信じないという考えの人ほど、読み終えた後に価値観が揺らぐかもしれない。