原題 | 神奇的12時辰飲食養生法 |
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著者 | 曲黎敏 |
分野 | 健康 |
出版社 | 人類智庫 |
出版日 | 2014/3/19 |
ISBN | 471-5443023214 |
本文 | 人間は自然の一部であり、すべては関係しあっていると考える中医学では、臓器にもそれぞれ、1日の中で活発になる時間帯があると考える。本書は、1日を12(2時間ずつ)に分け、その時間に活発になる臓器と、その臓器に関係する不調を解説。そして、その時間に食べる(もしくは飲む)べきものを、写真付きのレシピで紹介する。 例えば、未の刻(午後1~3時)は小腸の時間。この時間帯の体の主な仕事は吸収だ。そのため、昼食はきちんと食べ、しっかり吸収させる必要がある。ただし、せっかく摂取しても吸収できなかった食べ物はゴミになってしまい、体はそれを処理するためにエネルギーを使う。そうすると、体はかえって「虚(足りない状態)」になってしまう。そのため、自分の消化能力や吸収能力に合わせたものを食べる必要がある。また、小腸と心臓は表裏の関係にあり、どちらか一方に問題が起きれば、もう一つにも問題が生じる。だから、午後1~3時に(小腸系の経絡がある)顔が赤くなったり、胸がざわざわする場合は、心臓の不調にも注意する必要がある。 朝食は食べなくたって問題ない? 性機能に問題がある男性は咳をする? アレルギー性鼻炎は肺のせい? 胸が垂れるのは脾臓の問題? 何千年にも及ぶ歴史を持つ中医学ならではの知恵を学び、正しく食べて健康になろう。 |