ブックレビュー
| 原題 | Myth of PR: All Publicity is Good Publicity and Other Popular Misconceptions |
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| 著者 | Rich Leigh |
| 分野 | ビジネス |
| 出版社 | Kogan Page |
| 出版日 | 2017/4/3 |
| ISBN | 978-0749479596 |
| 本文 | そもそも広報・PRとは何か。業界の人間にとっては語りつくされたテーマだが、一般的な認識はどうだろう。多くの人は、スタートアップ創業者、ブランドマーケティング担当者、コミュニケーション実践者などの業務を促進する有効な手段だと答えはしても、自分たちが読み、目や耳にし、そして購入するあらゆるものに、PRがしっかりと寄り添っていることにまではなかなか気づかない――テレビのニュースやトーク番組、ラジオから流れるインタビュー、ウェブサイト、好きな歌手のSNSなど、あらゆるところにPRの痕跡が見て取れるにもかかわらず。 メディアにおける公私の境界がSNSの進化と共にますます曖昧になりつつある今、ゲートキーパーが機能する範囲は狭まる一方で、オーディエンスへのコンタクトや獲得はますます容易になっている。広報・PR業界の姿も大きく変化し、これまでにない形と力をもつようになっていくだろう。世界が大きくシフトしつつあるその現状を理解しなければ、時代に取り残されてしまう。 世の中にはPRの理論や実践についてさまざまな考え方が存在し、人々に影響を与えている。そして、世間に流布するそうした夥しい数の通説によって、人は時に、目の前の物事を正確かつ知性的にとらえられなくなる。本書では、それらをひとつひとつ取り上げ、一時的な作り話か、あるいは立証された正しい実践法なのかをあらゆる角度から検証する。 |
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