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原題 Pourquoi Tokyo?: Journal d'une aspirante Nipponne
著者 Agathe Parmentier
分野 旅行/エッセイ
出版社 Au diable vauvert
出版日 2016/2/11
ISBN 979-1030700282
本文 パリでのお決まりの生活にうんざりした著者は、スーツケース1つだけでフランスを飛び出し、冒険に出ることに決めた。行先は東京。フランス語の講師など、いくつかの仕事をしながら、9平米の小さな部屋に住み、なんとか食いつなぐ毎日。好奇心旺盛で不器用なフランス人が、外国人の立場から東京の街と人を注意深く観察し、驚きと発見に満ち溢れた日常をリアルに語る。

台風がやってくる。どうしたらいいの? カラオケはみんなで一緒に歌っちゃいけないの? わからないときはうなずいておけばなんとかなる? 日本の女性、こんな扱いでいいの? やっぱり外国人はよそ者?

日本人にとっては当たり前のことが、著者にとっては驚きの連続。東京に魅せられ、東京人見習いとして奮闘する彼女の日記は、生き生きとしていてユーモアたっぷり。外国人が日本で生活することの難しさや男女の不平等を実感し、現代社会の問題を示唆する一面も見られる。人を魅了してやまない東京の今を、外国人の目を通して再発見しよう。