原題 | One touch: Was Führungskräfte vom Profifußball lernen können. Mit Einwürfen von Jürgen Klinsmann, Joachim Löw & Co. |
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著者 | Claus-Peter Niem, Karin Helle |
分野 | ビジネス自己啓発/サッカー |
出版社 | Campus Verlag(独) |
出版日 | 2016/10/13 |
ISBN | 978-3593506098 |
本文 | 2014年7月13日、ブラジルW杯、決勝戦。ドイツ対アルゼンチンのスコアは、試合の終盤にさしかかっても0対0のままだった。88分が経過したとき、ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴはMFのマリオ・ゲッツェを投入する。そしてこの決断が、ドイツはアメリカ大陸で開催されるW杯では勝てないというジンクスを覆し、サッカー界の歴史を書き換えることとなった。 W杯の決勝だけでなく、通常の試合においても、監督という立場は常にプレッシャーにさらされている。スポーツ面での指導や試合の戦略を立案するだけでなく、選手のモチベーションを引き出し、チーム内の衝突をコントロールしつつ、チームに活力を与えなくてはならない。 トップアスリートが集まるチームをトレーニングする際にどのような方法をとるのか? ヒエラルキーの存在しない環境でヴィジョンを与え、方向を示すには? 彼らが超えるべきハードルとは何か? 本書では、「コーチのためのコーチ」として長年サッカーの世界に身を置いてきた著者が、組織を含めたチーム・マネジメントのスキルアップ術を教える。著者が「魔法の五角形」と名付けた5つの要素と、それを最大限に生かす「ワン・タッチ」という感情的アプローチ法を身につければ、職場、チームスポーツなど、あらゆる場面で自分の発言や感情、態度が相手のやる気を呼び起こし、単なる勝利以上の成功をおさめることができるようになる。 |