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  TranNet ブック レビュー No. 116 2008/2/27

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▼ トム・マシュラー氏来日講演のお知らせ

日本文学出版交流センター(J-Lit Center)さんが、13人のノーベル賞作家を世に送り出した編集者、トム・マシュラー氏を招き、下記の通り講演会とシンポジウムを開催されます。

 【1】 日時:2008年3月18日(火) 午後2時〜4時30分
    場所:新宿・紀伊国屋サザンシアター
    パネリスト:トム・マシュラー
           高橋 源一郎
           若島 正
  内容: 第1部 トム・マシュラー特別講演「出版は恋愛と似ている」
      第2部 シンポジウム「21世紀の世界文学」

 【2】 日時:2008年3月20日(木・祝) 午後2時〜4時30分
    場所:東京大学文学部本郷キャンパス 法文2号館 2階1大教室
    パネリスト:トム・マシュラー
           ジェイ・ルービン
           柴田 元幸
  総合司会 :沼野 充義

  内容:シンポジウム「世界文学はこうしてつくられる―イギリスにおける出版文化の
  現場から」
  両日ともに入場無料、同時通訳付。
  参加されたい方は、下記問い合わせ先まで、電話・メール・FAXにてご連絡くださ
  い。

<問合せ先:日本文学出版交流センター>
  電 話:03-5363-1127
  F A X :03-5363-1128
  e-mail:event@j-lit.or.jp

<申し込み締め切り>
  【1】3月14日(金)
  【2】3月17日(月)

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 ☆★ 元イラク大統領、サダム・フセインの生涯とその時代 ☆★

原  題:Sadam Land
著  者:Hama Dostan
本  文:362ページ
分  野:評伝小説
出版社:Janus Book Publishers
出版日:2007年9月
I S B N:1857566173


元イラク大統領、サダム・フセインの築いたサダム王国を、綿密な歴史的研究見地から描き出した評伝小説。彼の犠牲者や共犯者のインタビューも含め、実在の人物を通して、サダム・フセインが描かれている。叔父ハイララの言葉を守り続けたフセインの政治的策略、陰謀や暴力、軍事政権生き残りのために企てた甥の殺害についても触れながら、1936年の生誕から2003年までのサダム・フセインの人生を、年代ごとに細かく記述した一冊。








☆★ 世界のメンズファッション界をリードする
            デザイナーたちの今 ☆★


原  題:Modern Menswear
著  者:Hywel Davies
本  文:208ページ
分  野:ファッション
出版社:Laurence King Publishing
出版日:2008年2月
I S B N:1-85669-540-9

刺激的な変革の時代にあるメンズファッション界では、現在、今までの伝統や規範を逸脱したチャレンジがドラマティックに繰り広げられている。本書では、英国セントマーチン・ファッション・カレッジやロイヤル・アート・カレッジで講師を務め、エル、ヴォーグ等のファッション誌に寄稿もしている著者ハイウェル・ディビスが、最先端のメンズファッション界をリードするデザイナー35人の世界を解説する。世界のメンズファッションの動向を理解するための格好の書。

取り上げられているデザイナー(ブランド)は、アレキサンダー・マックイーン、ディオール・オム、ジョン・ガリアーノ、ポール・スミス、バーバリー、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ヨウジ・ヤマモト等。








☆★ うまく会話できていますか?
     意思を正しく伝えるコミュニケーションスキルとは ☆★


原  題:Talk Your Way to the Top:
     Communication Secrets to Change Your Life
著  者:Kevin Hogan
本  文:252ページ
分  野:自己啓発
出版社:Pelican Publishing Company
出版日:1999年
I S B N:1-56554-426-9


積極的で自信のあるコミュニケーションは生まれながらにしてできるのではなく、訓練しなければ身につけることができない。本書では、ビジネスから恋愛まで、様々な人間関係において必要なコミュニケーションスキルを、会話からボディランゲージまで含めて幅広く伝授する。

日常生活の中で、何気ない一言によって衝突したことはないだろうか。このような衝突はどのようにしたら避けられるのだろう。また、人に好意を持ってもらうにはどうすれば良いだろうか。著者は「相手を尊重すること」を重視しており、どのように話せば、相手をたてつつ自分の意思をうまく伝えられるかを具体的に説明する。

各章は比較的短く、ポイントを箇条書きでまとめた後、誰もがやってしまいそうな間違いを具体的に説明している。成功例と失敗例を挙げ、失敗例についてはどのように直せばよいかを説明しているため、イメージしやすい。

また、どのように話すか、といったテクニックだけでなく、座席配置や服装、ボディランゲージといった、会話以外の面で好印象を与えるための方法も幅広く説明している。



次回のブックレビューは2008年3月12日発行となります。本年も海外ブックフェアで出逢った、世界の最新情報!そして、Hot な新刊書を満載でお送りいたします。

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