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○)○) 2005年 Book Expo America レポート (○(○米国最大の書籍展示会「Book Expo America」が6月3〜5日の3日間、ニューヨーク市のジャビッツ・コンベンションセンターにおいて開催されました。米国の著者、出版社、取り次ぎ(ディストリビューター/ホールセラー)、著者エージェント(スカウト)、出版関連商品を扱う業者が一堂に会するBEAでは、言うまでもなく米国系の出版社が中心です。業者間の取引は主に初日の3日に行われ、一般に開放される4〜5日は、著者のサイン会や、会場で行われる様々なイベントや講演セッションめあての一般参加者で溢れかえります(今年は、2日のオープニングに俳優のビリー・クリスタル氏、4〜5日のサイン会では、スパイク・リー監督、ABCニュースのコメンテーター、マイク・ウォレス氏、『水は答えを知っている』著者・柄本勝氏などが会場を沸かせました)。 BookTV(書籍をTVで紹介する番組広告) 入場 登録所 ――Getting Around the Javits Center !――ジャビッツ・コンベンションセンターはハドソン川沿いの地区にあり、近隣にはフェリー乗り場や、隣州ニュージャージーとマンハッタンをつなぐトンネルがあり、映画のスタジオや映像機材会社などがあるエリアです。一方、滞在したホテルの周辺は、NBAの試合が行われるマジソン・スクエア・ガーデン/ペンシルバニア中央駅、タイムズ・スクエアがある歓楽街にあたり、現地の週末と重なっていたこともあって、目抜き通りではたくさんの観光客に遭遇しました。BEAが開催されるマンハッタン内での交通は、市バス、地下鉄、タクシーを利用します。縦の大通りをアベニュー(有名なフィフス・アベニューもその一つ)、横の道はストリート、そしてストリート(もしくはアベニュー)とストリートを結ぶ距離単位はブロックと呼ばれます。ホテルから、BEA会場ジャビッツ・コンベンションセンターまでは3ブロックで、ほぼトランネットのオフィスから飯田橋駅ほどの距離です。
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会場入り口のドアには、VIZ社のマンガ雑誌『Shonen Jump』(少年マンガ)『Sneak Peak』『Shojo Beat』(少女マンガ)のプロモーション用ポスターが貼られ、エントランス・ホールには、同雑誌のPRタペストリーが掲げられています。会場とエントランス・ホールとを結ぶ入り口の傍らには、同3誌のPR用・無料冊子が山のように積み上げられていました。
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TokyopopやVIZによる、初期の努力によって、今では、B&Nのような書店に少しづつマンガが置かれ、右から左に読むスタイルが、アメリカの子供たちにも浸透しています。 講談社の英訳書籍を、米国に販売・営業する講談社アメリカ。桐野夏生氏の『OUT』や、宮部みゆき氏の諸作品など、米国でもなじみのあるタイトルを複数扱う。日本の出版社のなかで最も注目度の高い出版社であり、販促資料も十分にそろっている。 講談社アメリカ 村上春樹氏『海辺のカフカ』@B&N |
アメリカの出版関係者が一同に参加したブックエキスポ・アメリカ。このBEAは、ロンドンやフランクフルトのブックフェアよりも、フェスティバル色の濃いイベントでした。 トランネットスタッフ2名とTranNetに情報を提供していただいている宮島さん(NY在住) |
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